海水魚の飼育、マメ知識

海水魚のマメ知識(ハンドコート生体のみ対象の)お話です。

      海外の薬物生体は、論外となります。

 

①人工海水と天然海水の違い

人工海水は、病原菌はありませんが基本的、岩塩での生産商品が殆どです。

(岩塩には添加剤等や、微量元素等、様々な物を加えて出来ています)

舐めると苦い、薬品の塩と考えて頂けたら分かりやすいかと思います。

上記は肌荒れ、ストレス、病気の原因等を、起こしやすい。

 

天然海水(当店ストック水槽の生体は、100%天然海水を使用しています)

天然海水は採取場所を選ばないと雑菌まみれの海水を使用する事になります。
(病気の原因を作ります)

生物と同じで、保存が難しく腐りやすい。

肌荒れ、ストレスが軽減でき人工海水とは違い綺麗な体色が保てる。

殺菌処理済みであれば、生体管理は楽です。

当店ではマジックストーンを使用して、殺菌処理、腐敗処理をしています。

②海水魚の飼育水

淡水魚と比べると、水質の汚れが何十倍も違いますので状況にもよりますが

水替えは、マメに行う方が状態は良くなります。

少量の水替えは、かえって生体のストレスを作るので、オススメ致しません。

80%~100%の全換水を定期的に行うのが、海水魚は良いですね。

当店では、天然海水で、週1で全換水(月4回が)基本です。

手間と、経費はかかりますが、生体を生かす手段なので妥協はしていません。

元気な生体を見ていると安らぎます。

 

③水質

ヘッドが痩せる、背肉が落ちる、腹が凹む、白点、リムフォ、細菌の病気は

水質悪貨から来ます。

エラを良く見ていると痒がる行動、エラの動きに異変は水質悪貨のサインです。

新鮮な水質に戻してあげて下さい。

早目のサイクルで全換水を行っていれば、酷くにはなりません。

病気が出てしまったら全換水をし、安全な治療薬で治療しましょう。

硫酸銅や、劇薬による治療は生体をダメにしてしまいますので使用しないことが基本です。

 

上記は、経験や実験から書いたものです、参考迄に。

自分に合った飼育を心がけてみて下さい。